レバレッジ〔初心者のための投資用語解説〕

レバレッジとは?
元々は「てこの原理」がもたらす作用を指す言葉ですが、投資の世界では、自己資金以上の取引を可能にする仕組みのことを指します。
この仕組みを使うことで、金融機関から資金を借りたり、証拠金を担保にして、自己資金の数倍~数十倍もの金額で株式やFX、不動産などの取引が可能になります。
- 株式の信用取引
証券会社からお金や株を借りて取引可能です。
日本の株式では金融商品取引法により、レバレッジは 最大3倍までです。 - FX(外国為替証拠金取引)
少額の証拠金で大きな外貨取引を行うことができます。
FXは最大25倍までレバレッジをかけることが可能ですが、2~3倍程度までに抑えるのが一般的です。 - 現物不動産の購入
自己資金+住宅ローンで大きな物件を購入するのもレバレッジです。
株やFXでのレバレッジは、投資上級者以外は利用しない方が賢明です。
少ない資金で大きな投資が可能・利益率を高められるレバレッジですが、基本的にはハイリスク・ハイリターンの仕組みといえます。
株やFXでレバレッジをかけると、利益が大きくなるのと同じスピードで損失も拡大し、相場が急変した時に、自己資金を超える損失が発生するケースがあります。
特にFXでは、相場急変時にロスカットが間に合わず借金になることも……!
マイホームを購入するときにはローンを組むのが一般的ですが、その仕組みこそが「レバレッジ」です。
自己資金以上の資産(家)を借金(住宅ローン)で持つ仕組みですが、「家を買う」ことが目的なので、毎月の返済計画の中で収支をコントロール可能です。
自宅としての不動産も、投資用不動産も、同じ仕組みを使って物件を購入します。
違いは「生活のため」か「投資のため」かという点だけです。
不動産投資をする人は、住宅ローン(レバレッジ)を使って物件を買い、家賃収入で返済+利益を狙います。
重要度:★★★☆☆
知らないより知っていたほうが良いでしょう。
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