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証券〔初心者のための投資用語解説〕

証券とは?初心者のための投資用語解説

証券とは?

証券とは、財産上の権利や義務を証明する書類の総称です。

一般的には、金融や投資の世界で使われる「有価証券」のことを指す場合が多いでしょう。

有価証券とは、「売ったり買ったりできる、お金の価値や権利を証明する紙やデータ」のことです。
例えば、株券は「会社の所有権」を、債券は「お金を貸した権利」を証明しています。

つまり、「有価証券を誰かに売る=その証券の権利自体を売る」ということになります。

有価証券の種類

資本証券
  • 株式
    会社の所有権を証明する証券。
  • 債券
    国や企業などへの貸付を証明する証券。
  • 投資信託
    複数の投資家から集めた資金を、専門家が運用し、その運用益を分配する証券。
貨幣証券
  • 小切手・手形
    金銭の支払いを請求する権利を示す証券。
物財(商品)証券
  • 商品券、倉庫証券、船荷証券など
    物品やサービス(預けた物を引き取るための引換券など)と交換する権利を示す証券。

それ以外の証券

例えば、クリーニング店の「預かり証」や買い物の「レシート」も、広い意味では「証券」の一種になります。

これは、「証拠証券」と呼ばれる、売買ができない証券です。
「証拠証券」は、特定の権利(クリーニング品の受け取りや、商品の返品など)を証明するためのものです。

重要度★★★☆☆
なんとなく知っていても、説明するのは難しい。という方は多いのではないでしょうか。
ここでしっかり定義を押さえておきたいですね。

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