金利〔初心者のための投資用語解説〕

金利とは?
金利とは何かを一言でいうと、「お金を貸し借りする際の手数料(レンタル料)」のことです。
- お金を預ける(貸す)とき
銀行にお金を預けるのは、実は銀行にお金を貸しているのと同じです。
そのお礼として受け取るのが「利息」です。 - お金を借りるとき
ローンなどで銀行からお金を借りる際、利用料として支払うのが「利子」です。
このレンタル料の割合(%)を「金利」または「利率」と呼びます。
金利の種類「固定」「変動」
金利には大きく分けて2つのタイプがあります。
預けたり借りたりした時の金利が、最後まで変わらないタイプです。
- メリット:
収支の計画が立てやすい。
世の中の金利が上がっている局面で「先に固定で借りておく」のは賢い選択に。 - デメリット:
世の中の金利が上がっても恩恵を受けられない(預金の場合)、または金利が下がっても高いまま(ローンの場合)。
世の中の景気や市場に合わせて、定期的に見直されるタイプです。
- メリット:
スタート時の金利が低く設定されることが多い。 - デメリット:
将来、金利が上がって支払額が増えるリスクがある。
どういうことかと言いますと、ローンの場合。
多くの銀行で「5年ルール(5年間は返済額を変えない)」「125%ルール(増えても前回の1.25倍まで)」という緩和策がありますが、結果的に利息ばかり支払い続けて元本が減りにくくなる(未払利息)ことになることがあります。
ニュースで聞く「利上げ」って何?
最近、ニュースで「日本銀行(日銀)が金利を上げる(利上げ)」という言葉をよく耳にしませんか? これは、日本の中央銀行が世の中に出回るお金の量を調整するために行う政策です。
なぜ金利を上げるの?
- 物価上昇(インフレ)を抑える
金利が上がると、企業や個人がお金を借りにくくなり、消費や投資が抑制されます。
その結果、上がりすぎた物価を落ち着かせる効果があります。 - 円安を防ぐ
日本の金利が上がると、円で持っている方がお得(利息が多くつく)になるため、円を買う動きが強まり、円安に歯止めがかかることが期待されます。
金利を知れば世界が見える
金利は景気のバロメーターです。
- 景気が良い・物価が高い: 金利が上がる傾向
- 景気が悪い・物価が低い: 金利が下がる傾向
金利が上がると、「預金者にはプラス、借り手(ローン利用者)にはマイナス」という影響が出ます。
投資を考える上でも、今の金利が「上がりそうか、下がりそうか」を意識することは、非常に大切です。
「金利」と「利回り」はどう違う?
よく混同されますが、この2つには明確な違いがあります。
- 金利(利率)
額面に対して、あらかじめ決められた「利息の割合」のこと。
いわゆる「表面利率(クーポン)」。発行時に決まった約束。 - 利回り
投資した金額に対して、利息だけでなく「売却益」なども含めた「トータルでの収益割合」のこと。
「(利息 + 売却損益)÷ 投資金額」で計算される実質的な収益力を指す。
金利は「約束された報酬」、利回りは「最終的な結果」と捉えると分かりやすいでしょう。
重要度:★★★★★
金利は、経済を動かす「最大の要因」であり、投資で重要な「複利」効果の源泉です。投資の土台となる考え方なのでしっかりポイントを押さえましょう。
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