オルカン・S&P500以外に何がある?NISAで迷う人のための投資信託(ファンド)の選び方

インフレが続く今、「将来のために投資を始めなきゃ」とNISA口座を開設した方も多いのではないでしょうか。
もしかして、人に勧められるまま仕組みもよくわからず、オルカン(オール・カントリー/全世界株式)やS&P500(米国株式)を選んでいませんか?
もしそんな状態なら、「みんなが良いというから」という理由で、中身がわからないまま自分の大切なお金を預け続けることに疑問を持っている方も多いはずです。
まずはそのモヤモヤを解消し、納得して「自分に合った商品」を選べるようになりましょう。
今回は、証券口座の基本から、投資信託の「ファンド」を「お弁当」に例えたわかりやすい選び方やリスクを抑えるコツまで、しっかり解説します!
そもそも「銀行口座」と「証券口座」の違いとは
投資を始める際の大前提として、株式や投資信託を買うには、専用の「証券口座」を作る必要があります。
お金を預けて守る場所。
預金1000万円まで元本保証されますが、お金はほぼ増えません。
株や投資信託を買って育てる場所。値動き(リスク)があります。
実は、投資信託やNISAは銀行でも扱っているのですが、株式を買うなら証券会社が基本です。
投資の税金は「いつ、どこで」かかる?
投資で増えたお金に税金がかかるのは、以下の2つのタイミングです。
- 値上がりした投資信託を売って、利益(売却益)が出たとき。
- 持っている間に、運用成果に応じたお金(分配金)が支払われたとき。
通常はこれらの利益から約2割が自動的に差し引かれます。
だからみんな使っている「NISA」
NISAは単体の口座ではなく、「証券口座の中に作ることができる、税金がかからない特別なポケット」のようなものです。
この「NISA」の中で投資信託を買っておけば、売却時の利益や分配金にかかる税金がすべて「0円(非課税)」になります。
投資の利益をまるっと額面通りに受け取れるため、投資を始めるならNISAの活用が鉄則です。
▼NISA初心者・これからNISAを始めたい人は、こちらも必読です▼
なぜオルカンやS&P500ばかり人気なの?
投資信託を調べると、必ず「オルカン(オール・カントリー/全世界株式)」や「S&P500(米国株式)」がおすすめされますよね。
背景のひとつに、世界経済(GDP)の約4分の1を占める米国経済と、米国企業の存在感の大きさがあります。S&P500は米国株だけ。オルカンの中身は約6割が米国株です。
つまり、どちらを選んでも「世界最大であるアメリカ経済の成長」の恩恵をしっかりと享受でき、過去数十年の実績も抜群に良いため人気が集中しています。
しかし、これらは「株式100%」のファンドです。
米国経済に不調があると一時的に資産が半分近くに減ってしまうリスクがあることは認識しておきましょう。
※今年は米国の中間選挙があります。
大統領選に関わる米国市場の揺れは、オルカンやS&P500の基準価額にほぼ直結するため、注視したい所です。
既にオルカンやS&P500への投資を行っている人は、これをやめる必要はありません。
投資は「資産を分散させる」のが、資産を守るための基本ルールです。
考え方としては、「オルカンやS&P500」以外のファンドを追加する。というのが良いでしょう。
▼この記事では投資信託=ファンドとしていますが、実は文脈で意味が変わります▼
ファンドは「シェフが作ったお弁当」のようなもの
投資信託の「ファンド」とは、プロがさまざまな資産(株や不動産など)をバランスよく詰め合わせて作った「お弁当」のようなものです。
運用スタイルは、このどちらか
投資信託では、大きく分けて2種類の運用方針があります。
- インデックス型(初心者にもやさしい)
市場の平均値と同じ値動きを目指す。手数料が安く、大崩れしにくい。 - アクティブ型(中〜上級者向け)
平均以上の成績を目指すファンド。
ただし手数料が高く、プロが運用しても成績が振るわないリスクもあるため初心者には難易度が高めです。
お弁当で例えるなら、和食か、中華か、洋食か…というような、味付けスタイルの違いというイメージです。
▼もっと詳しくはこちら▼
NISA枠で選べる色々なファンド(オルカン・S&P500以外の選択肢)
証券口座の「NISA」枠の中で検索すれば、さまざまな「ファンド」が出てきます。
実は、このNISA枠で投資できるファンドは、国が定めた一定の基準をクリアしたファンドばかりです。
ここで知っておきたいのが、NISAにある2つの投資枠の違いです。
- つみたて投資枠
国が特に厳選した、低コストで長期つみたて運用向けのファンド限定(オルカンやS&P500、一部のバランス型など)。 - 成長投資枠
つみたて枠より選べる幅が広く、ユニークなファンドも買える(テーマ型やJ-REITなどはこちらでのみ購入可能)。
要するに、NISAの中で目的別に投資枠が分かれているということです。
では、気になる「オルカンやS&P500以外」のファンドは、どういうタイプのものがあるのでしょうか?
| 投資先 | 対象枠 | リスク | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 日本株式(日経平均等) | つみたて/成長投資 | 中〜高 | 身近な日本企業に投資。直接的な為替リスク(円高・円安の影響)がない。 間接的にでも日本経済を応援したいという理由で投資する人もいます。 |
| テーマ型(AI・宇宙等) | 成長投資のみ | 高 | AIやロボット、宇宙など最先端のトレンド企業群に投資。夢はあるが値動きは激しい。 |
| 新興国株式(インド等) | つみたて/成長投資(※商品による) | 高 | 将来的に、新興国の爆発的な成長を期待する「激辛スパイス弁当」みたいなイメージ。値動きが激しい。 |
| バランス型 | つみたて/成長投資 | 低〜中 | 株式、債券、不動産などをバランスよく分散させた、「幕の内弁当」的ファンド。値動きがマイルドな傾向。4資産均等型、8資産均等型などがあります。 |
| J-REIT(不動産投資信託) | つみたて/成長投資 | 中 | 日本のオフィスビルやマンションに間接投資します。不動産は株と違う値動きをすることが多いので、分散投資先としても人気。 |
オルカン、特にS&P500にすでに投資している場合、追加で選ぶファンドは、米国株とは値動きが異なるものを検討すると分散効果が期待できます。
J-REITやバランス型ファンドは、その候補の一つとして人気があります。
▼日経平均とは?解説はこちら▼
▼テーマ型の「最先端」が知りたい方はこちら▼
▼J-REITについて知りたい方はこちら▼
ファンドの内容を知る4つのキーワード
いざ、NISA枠のファンドを検索して、気になるファンドの詳細ページに入った時。
「色々なことが書いてあって逆によくわからない」
そんな方は、以下の4つのキーワードを押さえておきましょう。
そうすれば、そのファンドの特徴や要点を掴めるはずです。
交付目論見書(こうふもくろみしょ)
お弁当の「成分表示や原材料リスト」のような説明書です。
ファンドの購入直前に必ず確認を求められます。
難しい言葉が並んでいますが、初心者は以下の3点をチェックすればOKです。
- 何にお金を投資しているか(中身)
- 信託報酬(コスト)はいくらか
- どのようなリスク(値動きの幅・ボラティリティ)があるか
信託報酬
保有している期間中、毎日引かれ続ける「管理コスト」のこと。
ハイリスク・ハイリターンのファンドほど、信託報酬が高め設定であることが多い傾向が。
インデックス型の場合は「年・0.3%以下」を目安に選ぶのがおすすめです。
ノーロード(購入時手数料無料)
購入時手数料とは、投資信託を購入する際に、証券会社等の販売会社へ支払う手数料です。
「ノーロード」とは、買うときの手数料が無料であることを指します。
ただし、以下の2点に注意してください。
- 保有コストは別にかかる
買うときはタダでも、持っている間にかかる「信託報酬」が高い場合があるため、セットで確認しましょう。 - 購入窓口で手数料が変わる
ネット証券なら無料(ノーロード)でも、銀行や大手証券の窓口だと数%の手数料を取られるケースがあります。
投資はネット証券で始めたほうが、運用コストはかなり低く抑えられます。
「ノーロード」ではなさそうな場合は、交付目論見書の後半にある「手続・手数料等」や「ファンドの費用・税金」という項目をチェックしましょう。
手数料は、購入金額に対して3.0%程度が上限であるのが一般的です。
とはいえ、最近のネット証券(SBI証券や楽天証券など)では、多くの投資信託で購入時手数料が0円(ノーロード)に設定されている傾向があります。
為替ヘッジ あり/なし
海外資産に投資する際、円高・円安の影響を抑える仕組み。
長期の積立なら、為替ヘッジ「なし」を選んで、世界の成長と円安対策を兼ねて選ばれることが多いです。
NISAだけではもったいない!安定した資産形成には「不動産クラウドファンディング」もおすすめ
株式の投資信託は素晴らしいですが、「みんなが買っているから」で選ぶのではなく、「自分の年齢、リスク許容度、投資目的(出口戦略)」に合ったファンドを選ぶことこそが、本当に安心できる資産形成です。
そこで、投資信託の分散投資先として検討したいのが、不動産クラウドファンディング『みんなの年金』です。
- 毎日値動きを見る必要がない
株式市場のように毎日価格が変動しないため、精神的にとてもラクです。 - ほったらかしで分配金がもらえる
不動産のプロが管理する物件の家賃収入や物件の売却益などが原資。投資家は、ファンドに入金後は運用期間が終わるのを待つだけです。
「株式の投資信託で世界的な成長を狙いつつ、資金の一部は不動産クラウドファンディングで手を手堅く分配金を狙う」という組み合わせは、投資の王道である「分散投資」でもあります。
私たちの提供する『みんなの年金』では、分かりやすい仕組みで、初心者でも安心して始めやすいファンドをご用意しています。
投資で一番大切なのは「自分が納得すること」
これまで「よくわからなかった」と思っていたNISA・投資信託の解説を読んで、「もう少し投資に向き合ってみようかな」と思っていただけたなら、とても嬉しく思います。
インフレが進む今の時代、投資は一部の人だけのものではなく、私たち全員に必要なものです。
だからこそ、他人が勧めているからという理由ではなく、「自分が納得して持っていられる商品」を自分で選ぶことが何より大切です。
まずは一歩、少額から投資を始めてみましょう。
その上で、株に比べて値動きが安定している不動産クラウドファンディング『みんなの年金』も、ぜひ選択肢の一つとして視野に入れてみてくださいね。
もちろん、初めての投資は『みんなの年金』から始めてみようかな。という方も大歓迎です。
運用のパートナーとして、堅実な運営体制を持つ『みんなの年金』をこれからもよろしくお願いいたします。
この記事の要点おさらい
- 米国株偏重を避け、J-REITやバランス型など値動きの異なる資産を組み合わせて、分散投資を心がける。
- コストと中身の確認は必須!目論見書をチェックし、信託報酬が安く手数料無料(ノーロード)のファンドを探してみよう。
- 日々の価格変動ストレスを抑え、安定収入を狙うなら不動産クラウドファンディング『みんなの年金』も有効。
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不動産投資といえば『みんなの年金』
買取・販売・賃貸管理を通して、不動産を活用した資産運用コンサルティングや不動産データプラットフォームの運営を行う、ネクサスエージェントが提供するサービス『みんなの年金』。
多岐にわたる事業で培ったノウハウを活用し、これまで「元本割れゼロ、配当遅延もゼロ、年利回り実績8%」という業界高水準でのファンド運用を実現しています。



